提灯ぶらり探訪

昔から、看板提灯とゆうと、薄暗い路地裏に、酒　・　ラーメン　・　串　などの演歌的な赤提灯が、頭に浮かぶと思いますが、

この頃は、お店の軒先にぶら下がっている看板提灯がデザインに凝ったものが多くなったと思いませか？

ロゴが入ったり、屋号がちっよと変わった文字で入っていたり、ビニール提灯なら赤色提灯から、白や生成（ベージュ）色の提灯になったり、和紙提灯なら、提灯の形を細長くしたり、ヒョウタン型の提灯にしたりと、お店の雰囲気を大切に、工夫を凝らしてそれぞれのお店の色合いをだしておられます。

それぞれのお店の雰囲気や色合いに合った文字やロゴ・指定色などは、手書き職人泣かせで。時間や細かい作業手間が掛かるのですが、それはそれで楽しみながら作業を進めているみたいです。

私のよく行く贔屓のラーメン屋さんは、スープの出来が悪いと定休日以外でも休んでしまう様なところで、そのラーメン屋さんが、最近、看板提灯を作ってくれたのですが、

今迄は、置き看板を店の前:に出していらしゃたのですが、看板提灯に変えたところ、

駅前通りにあるそのお店は、周りがネオンや置き看板の店が多く、そのラーメン屋さんだけが、ぽつんと灯りの燈った提灯を下げる事になり、その灯りが入った看板提灯が遠くからでも、やけに目立ち、スープの出来が悪い臨時休業日も駅前からも一目で分かり、常連さんには店の前まで来なくても休みがわかると好評で、何故かあたらしいお客さんも増えたと喜んでもらいました。

お店をされている方々、一度看板提灯、試してみませんか？　作ってみませんか？　儲かるかも？

　By　彦