提灯探訪ブログ

提灯や祭りについていろいろなんでも話しています。

[提灯レポート]2013/02/07

西国三十三ケ所巡りと当社提灯　ｐａｒｔ１

私は今から十数年前、つまり５０代前半に西国三十三ケ所巡りを、完拝しました。


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私自身、特別に仏様とか観音様を崇拝しているわけではなく、周囲の人から「現在廻っている」とか「回り終えた」という声をよく聞くようになった。その頃の私は天気の良い休日などは、家にじっとしていることが苦痛で、目的もなく「どこか出掛けたい」という気持ちを持っていました。そんなときに三十三ヵ所巡りをしようと思い立ったのです。
　まず、最初に御朱印帳を買い、それから御朱印の掛け軸を作ろうと思い買い揃えました。最初のころは十年位掛けて廻る予定が御朱印の数が少しずつ増えていくことに喜びを感じて三年足らずで完拝してしまいました。
　廻っている途中で感じたことは、大半の人々は五十歳代夫婦が多いように思えました。これは私と同じく、四十代半ばでは信心深くなく六十代では体力がついていかない。そういった理由であろうと思います。そしてもう一つ感じたことは、どこに行っても大小の提灯が沢山使われていることです。特徴としてはお堂の天井から大きな赤提灯がぶら下がっているお寺が多かったです。その中には本堂に当社製作の提灯が吊ってあるところも数か所ありました。
ｐａｒｔ２へ続きます。
Ｎ.Ｈ