「提灯屋さん」責任編集。大提灯、祭り提灯製造と紹介。
提灯や祭りについていろいろなんでも話しています。
[提灯レポート]2013/01/30
7月15日。大阪に出かけた帰り道に、祇園祭りがやっていることを思い出し、京都に住んでいながら小学校のころに行ったきりで行くことが無かったので、いい機会だと思い行ってみる事にしました。
山や鉾や提灯などを近くで出来るだけ見てみたいと思いながら、場所も良く分からないままに四条駅に電車を降りて出口に向かうと、日曜日ということもあってか、たくさんの人で駅から出るのも大変混雑していて、「この調子で歩いていたら、どれだけ見て回れるかな・・」と不安になりながら、とりあえず自社の本店の近くを歩いていたところ、弊社の社長の奥さんと偶然出会いました。そして祭りを見て回りたいと話していたところ、案内してもらえるということになりました。
こうして奥さんと話しながら、大きな通りを避けて裏道を使って歩いていましたが、この日は夏の京都としてはめずらしく少し風があって涼しかったです。そしていくつかの山や鉾を近くで見てその大きさや絵柄を見る事が出来てよかったです。
提灯については自社で最近製作していた提灯をお祭りの現場で見る事が出来たことと、山や鉾によってその地域の提灯屋さんが作っていることや、この季節は雨の日が多いということで雨に強い素材を使った提灯が使われていたり、ビニールででカバーしていたりと、防水対策がしっかりされているということが分かりました。そして時間も夕方になり灯りが入ったたくさんの提灯を見る事が出来て昼間とは違った提灯を見て楽しむことが出来ました。
今回久しぶりに祇園祭りに行きましたが奥さんの案内なしでは、たくさんの山鉾や提灯を見て回れなかったので快く案内していただいて助かりました。
そして祇園祭という伝統的な祭りの風景である「提灯」に係わる仕事をしていることは誇らしく、伝えていくことの大切さを実感いたしました。
製作部 W.M