「提灯屋さん」責任編集。大提灯、祭り提灯製造と紹介。
提灯や祭りについていろいろなんでも話しています。
[提灯レポート]2014/02/18
立春も過ぎ、暦の上では春になりました。
近頃、御朱印帳を持って神社や仏閣を訪れる「御朱印ガール」が増えているとのこと。
御朱印とは、神社の住職や神職の方などに御朱印帳に頂く朱印と墨書きのセットのこと。
墨書きには、ご本尊や神社名、日付けなどが入り、もともとは神社に写経を納めた際、その証にいただく印だったそうです。
その御朱印帳、仏具店や文具店、雑貨店で手に入り、とにかくそのデザインの美しさや種類の多さでコレクションしたくなる程だとか。
あるブログには、「白い紙に社寺ごとに違う墨書きと朱印のシンプルなコントラストは、まさにアート。いただく時期が違うと、文字や朱印の内容が変わることもあり、また、各社寺にひとつだけというわけではなく、数種類もある場合も。そして書き手さんが違えば、筆癖も違う。御朱印は、一期一会。こうした巡り合わせも、御朱印集めの醍醐味なわけでハマるのも頷ける・・・。」
これって同様に各社寺に吊り下げていただいている提灯にも言えることですよね。
「御朱印ガール」の皆様、御朱印をいただかれた後で結構ですので、是非とも私たち提灯屋が心を込めて製作した提灯も見てやって下さい。
余談ですが、初詣に行った廣峰神社で引いたおみくじには、残念ながら
「春くれば ふりつむ雪も とけぬべし しばし時まて 山のうぐいす」
と書かれていました。
今年は私も御朱印帳を片手に、梅の咲く神社巡りから始めてみようと思います。
製作室 K