「提灯屋さん」責任編集。大提灯、祭り提灯製造と紹介。
提灯や祭りについていろいろなんでも話しています。
[提灯レポート]2012/10/29
表題は「焼き鳥屋さんのちょうちん」ですが、この「ちょうちん」は私達が日々作っている提灯とは別のものです。
最近、焼き鳥屋さんへ行く機会がありました。そのときの話です。
「焼き鳥」と聞いて皆さんは、どんなメニューを思い浮かべられるでしょうか。
「ねぎま、かわ、み、レバー、砂肝、はつ」といったところでしょうか。
私達も、よく提灯に焼き鳥屋さんのメニューを書くことがあるのですが、大体は上記に印したようなものが良くあるメニューです。
先日行ったお店は、そういう定番メニューのほかに、「ぼんじり(鳥の尻尾の部分)、ネック(首の周りのお肉)、とさか(頭の上の赤いヤツ)」と部位はわかるものの、「ホントに食べれるの?」というメニューがたくさんありました。
そのメニューの中で、ふと目に止まるものがありました。
「ちょうちん」
・・・!?何だろう?。どんな部分だろう?と思い興味もわいたのですが、「注文して食べれなかったらどうしよう・・・」と勇気を出せず、結局その日は、謎の部位「ちょうちん」を解明できずにおりました。
翌日、早速ネット検索してみると、「ちょうちん」の正体がわかりました。
なんと玉ひもの部分をそう呼ぶのだそうです。「玉ひも」とは卵になる前の卵の元になる卵・・。なんか書いててややこしいですが、要するに卵の元になる部分です。
黄色く膨らんだ感じが、確かに灯りの入った提灯のようです。
串の部分は持ち手の様にも見えるので、「ぶらり提灯」に似てなくも
無いですね。
よし、今度は勇気を出して、食べてみます!