「提灯屋さん」責任編集。大提灯、祭り提灯製造と紹介。
サイズ・・・6尺丸(180×220cm)
京都府長岡京市の西山に位置する楊谷寺、(通称・柳谷観音)は、806年に清水寺の開祖である延鎮が夢のお告げを聞いて開山し、柳が生い茂る中に十一面千手千眼観世音菩薩像を感じ取って堂を建てられたのがはじまりと言われています。
その後、延鎮が清水寺に帰った後に空海が、西山に修行に来た際、親猿に眼を洗ってもらった子猿の眼が開いたのを見て、眼病に効く独鈷水として広めたと言われています。現在でも、眼病に悩む人々の参拝が絶えず、病気が治った人々がその報告をすることで「やなぎだにさん」と親しまれています。
また、近年は紫陽花の寺としても知られており、美しい自然と空気、そして西山から見える風景も楽しむことができます。
製作現場から・・・
提燈の裏側に入れるお施主名の名前のバランスなど、FAXにてやり取りをしながら、製作を進めていきました。
今年の8月は雨天の日が多く、作業に多少遅れが出ましたが、9月は天候に恵まれ10月下旬には 無事境内に吊り下げることができました。
●お車
長岡京インターチェンジ(京都縦貫自動車道)を降り、そのまままっすぐ山に入り、10分程度で到着
●送迎バス
阪急京都線大山崎駅で下車し、駅前より送迎バスが発車(毎月17日のみ運行)