「提灯屋さん」責任編集。大提灯、祭り提灯製造と紹介。
京都市北西部の愛宕山の山頂に鎮座する愛宕神社の神事。
参道に愛宕神社の紋である「右三つ巴」の紋と奉納者の名前の入った提灯が数百個吊るされる。
正式には千日通夜祭(せんにちつうやさい)と云う。7月31日夜から8月1日早朝にかけて参拝すると千日分の火伏・防火の御利益があると云われている。毎年数万人の参拝者で境内参道は埋め尽くされる。
当日、麓の清滝から山頂の愛宕神社までの約4kmの登山道(表参道)には明かりや提灯が翌朝まで点灯され、とても賑やかです。
山頂で頂く「火廼要慎(ひのようじん)」と書かれた愛宕神社の火伏札は殆どと言ってよいほど京都の家庭の台所に貼られており、飲食店の厨房や会社の給湯室などにも貼られていることがあります。
愛宕神社
〒616-8458
京都市右京区嵯峨愛宕町1
JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅下車