常設の大提灯

元善光寺の大提灯

高橋提灯謹製

大提灯 4尺丸(120×132)2基
      切長提灯(50×160)2基
善光寺が創建される以前に御本尊があった元善光寺。
「元善光寺参りなくしては片参り」といわれる。
7年に一度、開帳が行われる。

元善光寺の御開帳(ごかいちょう)は、数え年で七年に一度、丑と未の年に行われます。御開帳とは、ご本尊(ほんぞん)が納められている厨子(ずし)の扉を開いて、直接ご本尊を拝むこと。
しかし、元善光寺のご本尊は秘仏とされていて住職でさえ直接拝むことはできません。
そのため、御開帳の時にはご本尊と同じ姿で厨子の前に立つ前立本尊(まえたてほんぞん)を拝みます。
ご本尊(または前立本尊)は、中央が阿弥陀如来(あみだにょらい)、向かって右が観音菩薩(かんのんぼさつ)、左が勢至菩薩(せいしぼさつ)で、1つの光背(こうはい)に三体の仏像が立っているところから「一光三尊阿弥陀如来(いっこうさんぞんあみだにょらい)」、また「善光寺如来」と呼ばれています。
元善光寺
長野県飯田市座光寺2638
JR飯田線「元善光寺駅」から徒歩7分